[備忘録]
近頃、医療保険の変更を行ったのだけれど、そのときファイナンシャルプランナーの方から聞いた話が勉強になったのでメモ。用語はかなり怪しい。ハイカーにも広めたいという思いもあるんだけれど、お金の話なので最終的な判断は自己責任でお願いします。
● 保険選びのポイント
○ 4つのポイント
大事な順に、以下の4つ。
1. 保険の仕組み
2. 国の保障
3. 支払い金額
4. 保険の対象
3と4は逆だったかも。一般に重視されるのは3と4だけれど、重要なポイントはそこじゃないよとのことでした。
○ 1. 保険の仕組み
終身保険と掛け捨て保険がある。
・それぞれに長所・短所がある。掛け捨ては子供の保険に便利らしい。
・保険のパック名に「終身」と入っているけれど、保険の詳細を個々に見ると重要な保険が掛け捨てだったりするので注意。終身と思っていたら、掛け捨てで期間終了していたとか注意。
・掛け捨て保険の期間は、交渉すれば30年とか40年を指定することも可能(10年刻みに比べて保険料の値上がりがない)。ただし上限年齢あり。もっとも長期掛捨てするんだったら終身の方が望ましい気がする。
○ 2. 国の保障
日本における民間医療保険は、あくまでも公的な健康保険の補完であることが前提。
・健康保険組合に加入していれば、高額療養費制度があるので、 医療費※1の自己負担額は一定額※2以下に収まる。
※1 入院する部屋を個室にしてくれとかは医療費に入らない。
※2 ((10割相当医療費-267,000)×1%+80,100)円/月。
・大雑把に最大で(80,100+諸費用)が毎月かかる。家計への入金を含めて、そこを勘案して保険額を決める。
→ 5,000円/日の保険に加入していると、150,000円/月の保障。
→ 10,000円/日の保険に加入していると、300,000円/月の保障。
・年金を積み立てていれば、受給前に死んでも遺族年金があるから、残された家族にも一定収入が保証される。
● まとめっぽい話
・現在、生命保険に10,000円/人月以上払っている人は、保険会社にぼったくられている可能性が高い。「ファイナンシャルプランナー」の肩書きを持っている人に相談すると吉。
・がんは普通の保険の適用外だから、がん保険は別途必要。
● その他
・学資保険は、計算すると大抵損するらしい。