id:babi1234567890
ばび id:babi123456…のことを語る

日本代表(サッカー)
残念な結果になりましたが、チーム・関係者の方々お疲れ様でした。ドイツと似たような結果になりましたが、ピッチに登場した時には負けていたような8年前に比べて、キチンと敗退することができたという感があります。色々と不満とかありますが、それでも日本なりの全力の1パターンなのかなという感慨もあります。
当事者たちはこの経験を糧に今後も頑張って欲しいですし、日本のフットボールに還元することも期待したいです。

●チームについて
適切な表現なのか自信がないですが、メンタリティの未成熟が気になりました。

○「自分たちのサッカー」に象徴されるエゴ。
南アの代表チームがパッシブなチームであることは明らかで、そうではないフットボールをしたい、出来るようにならなければならないというのはわかります。ただよりによってカウンター軽視・手数多し・リスク過多の今のスタイルを選んでしまったのは何故なのだろう?と思います。
ザック主導ではなく選手主導で「上手くいった時に最高に気持ちいいスタイル」を選んでしまった気がしてならないです。
というか素朴な疑問としてスタイルの元に人は団結できるのでしょうか?11人の抱くイメージが一致するなんてないと思うのですが…。
目標は「優勝」みたいな、彼我の実力差も分析せずに気合があれば世界を制覇できるかのような、WW2の日本軍みたいな発言も残念でしたし、「勝たなくてよかった」発言にいたっては悪質な宗教のようでした。

○本田・香川
良くも悪くも、今回のチームは彼らが中心でした。おそらくスタイルの選択も彼らが主導したと思います。
ただ試合勘が悪かったこともあり、残念ながら口先番長に終わってしまいました。理想を追うことは大事ですが、現実を蔑ろにしていいことでは無いと思います。勝利の追求・献身・規律・尊敬など一度振り返って欲しいです。

○ザック
彼がそれまでのキャリアで築いたチームは縦に速いチームだったはずですが、それが作れなかった。アジアカップの頃のチームはそんなイメージだったのですが、気づけば遅攻オンリーのチームになっていました。
よく言えば選手の希望・適性に即したチームを作ったのですが、どうにもこうにも選手をコントロールできなかったのではという疑問が拭えないのが残念です。「あったわー。ミランでもこういう理不尽あったわー」とか陰でぼやいていそう。
でもそれでもなんだかんだ4年間楽しまさせていただきました。Grazie!

●JFA
○コンディショニングについて
所属チームでの出場機会・怪我の問題もあり、コンディションが良くない選手が多かったように思います(コンディションが良ければグループリーグも突破できていた気もします)。そのリスクを冒して選んだのは監督なのですが、一方で2つの記事が気になっています。
  * http://www.nikkeyshimbun.com.br/2014/2014rensai-sasai1.html
  *

正直、2つの記事とも知識不足で指摘が的を射ているのかわからないですが、以下は原則論として。
1つ目の記事については、お金や普及の話も大事ですが、W杯本大会ぐらいJFAにはプレーヤーズファーストを貫いて欲しいです。コートジボワール戦のキックオフ時間が気になります。
2つ目の記事については、コンディショニングや医学の知識は日進月歩でそれを代表スタッフだけが追いきるのは難しいと思うので、知識のフォローと代表チームへの提供をきちんと行って欲しいです。

○次のチームについて
・次の監督は、色々考えて選んでくれるのでしょうが、ぜひ規律を重視する人を選んで欲しいと思います。
・(JFAの管理外ですが)次のキャプテンは内田でお願いしたい今日この頃です。あのインタビューは引退宣言じゃないですよね?

●Jリーグ
代表目線で思いついたことが、清水がやりたいのにできないことなのが切ないですが、Jリーグに期待するチャレンジです。

○奪う守備
頻度はさておき、ピッチ上の全員の選手が1対1で奪いきる守備ができないと駄目だと思いました。そうやって攻めも守りも球際を強くしていかないと戦えない気がしました。
Jの大半のチームはかっちりと戦術をひいてむしろ1対1を減らそうというイメージがあります。勝つためにそうしているのは理解していますが、少しずつでもチャレンジしていって欲しいです。相手のミスを待つような守備は減らしていって欲しいです。

○戦術の幅
今回の結果を受けての改善は、ではドン引こうではなく、では戦術の幅を増やそうになのかと思います。遅攻だけでは通じなかった→では速攻オンリーではないと思います。
南ア大会のように守れる、少ない人数でカウンターも仕掛けられる、押し込んでの遅攻もできる、ボールキープして相手体力と時間を削れる。 時間帯、スコア、相手の弱点を考えて戦術、攻めどころ、ラインの高さなどを判断できる。…簡単なことではないですが、相手の都合を考えない一点豪華主義で勝ち抜けるほど簡単でもなかったのでそうやっていくしかないのかなと。

○GKの足下の技術
ポゼッションやりたいのであればGKがパス回しに参加するのは必須なのかと思いました。ただ、これって例えばパス回しの練習にGKを放り込めば上手くなるものなんでしょうか?大分トリニータユースは西川みたいな選手を輩出しまくっているのでしょうか?