小松式ドネーション とは
(投球回数×3)+(勝利+ホールド+セーブ)×10=KD
KD×1000=ドネーション金額
で算出する投手を評価する(非公式の)指標です。
投球回数X3 はアウトの個数となります。 (各種データの取り扱いが、アウトの個数ではなく投球回数で扱われていることによります)
以下、引用
- ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 計算が非常に簡単であり、従来比較の難しかった先発投手とリリーフ投手を同列に評価することが出来るという点、
また勝ち星に恵まれなくてもイニング数を稼ぐ投手(2011年のマキシモ・ネルソンなど)が高評価となる点がポイント。
またその性質上、シーズンを通して活躍しないと高い数値をたたき出すのは難しく、
離脱期間のある選手や、シーズン途中から台頭してきた選手は数字が低めになる。
防御率や奪三振、WHIPなどは一切考慮されず、あくまで「選手の能力」ではなく「シーズンを通したチームへの貢献度」を計る指標である。もちろん、能力の高い選手ほど長いイニングを任されやすく、また勝ち星やホールド、セーブを稼ぎやすいので、ドネーション金額の高い投手は能力が高いということは言える。
「ホールドの評価が高すぎるのではないか?」という批判もあるが、下記の球団別ドネーション金額を見ていただければ解る通り、
普通のセットアッパーはおおよそチーム内で4~5番目のドネーション金額になり、そう極端には跳ね上がらない。
一部の投手の酷使が極端なだけで、
基本的には先発投手>リリーフ投手となる指標である
(たとえば、150イニングで8勝の先発投手(530KD)と同等の数字を中継ぎ投手が出そうと思ったら、
60試合60イニングでも35ホールドポイントを稼ぐ必要がある)。