差別されることを不愉快に思うのは正当なことだよ。
そしてその状況を正してほしいと思う人に不快感をおさえろというのは間違ってるよ。
あのさ、「誰かを傷つけてるからいけない」っていうのは間違ってるってダイヤリーで前に書いたでしょ。
それは人が不当な主張をすることがあるからなんだよ。
お前のものは俺のものと思ってる人を怒らせない、傷つけないために自分のものを差し出す必要はない。
でもね、暴力被害者が「自分たちにふるわれた暴力を娯楽にしないでほしい」と思うのはまったく正当なことでしょう。
子どもを食い物にするポルノを作らないでほしいと子どもを見守る人が思うのも正当なことだよ。
不快にも色々なレベルがあるよね。
暴力被害にあった人の不快感は、それに関連する単語ひとつでもパニックを起こすほどなんだよ。
それを拒絶したい、社会的にも何とかして欲しい、という気持ちを尊重するのは誰にとっても大事なことだと思うよ。
これは表現規制を政府が行うべきかどうかという話じゃなく、
暴力的なポルノを拒絶したい人の気持を矮小化しないでほしいという話ね。
「あの人の服装カンジ悪いから抹殺して欲しい」というような話じゃないんだよ。
表現規制問題のことを語る