光の帯をまのあたりにして
立ちすくむだけの日々だった
強がりで
本当は淋しかったのに
ひと言もそう言えずに
いつも笑い顔で別れた
海の波のひとつひとつ
波の音のひとつひとつ
まぶしかった瞬間のひとつひとつ
間違った瞬間のひとつひとつ
正しかった瞬間のひとつひとつ
あの人のすべて
銀色夏生
光の帯をまのあたりにして
立ちすくむだけの日々だった
強がりで
本当は淋しかったのに
ひと言もそう言えずに
いつも笑い顔で別れた
海の波のひとつひとつ
波の音のひとつひとつ
まぶしかった瞬間のひとつひとつ
間違った瞬間のひとつひとつ
正しかった瞬間のひとつひとつ
あの人のすべて
銀色夏生