妻が飛び込みで入った美容院から出てきたところを見て驚愕。
「うわ、なんだそれ。最悪だな!馬鹿か!誰だこんなにしたの!ひでえな。10円禿がいっぱいある女の人みたいだ。うわー・・・今朝までは手触りよかったのにこんなになって・・・なんかこう、不幸な女の人みたい。『放射能で被ばくして毛がいっぱい抜けました』みたいな。あ、いま通った女の人、はてこさんを見てた。『あの人変な頭になってかわいそうに』って思ってるな。大きなお世話だって!まあ確かにカカシみたいだね、でも能無しのカカシでもはてこさんがすきだよ。そうだね、いつものところで切り直した方がいいね。すぐ行った方がいい。すぐ。予約して。もう、なんだよ、俺が決めたことにぐずぐず言われるのがいちばんイヤだっていっつも言ってるだろ!ダメかどうかは行ってみて話を聞いたらいいじゃない。これ以上悪くはなりようがないんだから。写真撮ろうかと思ったけど忍びなくて撮れないや。出来るって?よかった。すぐ行こう。予約取れてよかったね。俺ここで待ってるから。うん、本読んでるから」
そのようなわけで今日は美容院を梯子しました。
もちおは妻の髪型にだけは本当にものすごくうるさい。