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のことを語る

寿司屋で知り合った女子からお礼の品が届いた。化粧箱に延楽梅花堂の小さな瓶が三つ入っている。
美しいはがきに万年筆で書かれたお礼状が添えられていた。
「入梅、鰯の美味しい頃となりましたね。」ではじまり
「本物の梅干をお送りします。酸味と旨味、ご賞味いただければ幸いです。」で締めくくられている。
「おまえにこの梅干、やる。おまえ、返事書け。あのな、うちは梅干も毎年漬けてるから、すきなら送るって書け」

このまま自家製カラスミ贈答リストに組み込まれ、そのうちうちに泊まりに来いって話になるパターン。