妻と食事に行った先で、知り合いから初対面の同業者を紹介された。
経営者で、政治にも関わっており、息子と自分の学歴自慢をはじめたりする人で、正直どう接したら…と普段知らない人に愛想のいい妻は思ったていたが、普段知らない人どろこか知っている人にもよう言わんもちおは、少しもたじろぐことなく優雅な笑顔で軽やかに相槌を打っており、相手は完璧にいい気分になって閉店過ぎてももちおを離そうとしなかった。連日の接待トレーニングの驚異的な成果に圧倒された。
「こんなもちお初めて…」と思ったが、同様の手口ではてこ身内が次々陥落されてきたことを思い出して婿家業が夫を変えたことを知った。