変な仕事の取引先の方が「運気を上げるために、愛を強化するといういわれのある高価な石をでっかい塊で買って、玄関に置いて毎朝ぴかぴかに磨いている。お金じゃなく人の役に立つことが自分の使命だと思っている」という話しの後に、「ところで大嫌いな舅がまだ死なない。特に何をされたわけじゃないけど生理的にダメ、触ったものに手を触れるのもイヤ、ご飯をお代わりしたりしていやらしい、癌と言われたのに進行が止まってがっかり、老人なんだからいい加減順番は守ってほしい、姑の入院でお金がかかってざまあみろと思っている、あれは姑が若い時の復讐をしているに違いない」と言ってきて、二の句が継げなかった。どうかこの方との取引が自然消滅しますようにと思ったわたしは職業人として甘いのかもしれない。
くたびれ はてこのことを語る