姑に付き添いを頼んで家で数時間用事を済ませ、戻ってきたら目をしっかりとあわせてにっこり笑ってくれた。
「もっちゃん、さっきはてこを見て笑ってくれてうれしかった」
「はてこがおってくれてうれしいよ」
数年ぶりに大好きなハーゲンダッツのマカデミアアイスクリームを一匙舐めた。
身体を拭いて着替える。
頼まれていた書類を提出したことを伝える。
「これで、用はすんだ」
「はてこの用がすんでないよ」
「はてこさん、大好きよ。何度でも」
「痛くて苦しいからさ、用がすんだら、もう早くいってしまいたい」