「もちおはそういうの見るけど、相手にしないよね」
「え、もっちゃんああいうの見るの?」
「まあ、たまにですよ」
「へえ、すごいな」
オカルト部入部に憧れるはてこ兄は尊敬のまなざしでもちおを見つめた。
「でもああいうの見るときって、なんかぜんぜん怖くないんですよ」
「え、そうなの?」
「ええ。珍しい虫を見るような感じ」
こういう人を驚かせるのは難しいよ。
「もちおはそういうの見るけど、相手にしないよね」
「え、もっちゃんああいうの見るの?」
「まあ、たまにですよ」
「へえ、すごいな」
オカルト部入部に憧れるはてこ兄は尊敬のまなざしでもちおを見つめた。
「でもああいうの見るときって、なんかぜんぜん怖くないんですよ」
「え、そうなの?」
「ええ。珍しい虫を見るような感じ」
こういう人を驚かせるのは難しいよ。