id:kutabirehateko
洗濯のことを語る

「おや?なんだか体がすっきりしたぞ?それになんだかいい匂い。ここはどこかな?」
「気がついたかい。いまアイロンをかけおえるからね。もう少しお待ち」
「あれ!汚れがないぞ!」
「そうとも。ごらん、もうすっかり皺もないよ。さあできあがり」
「ばんざーい!ぼくはきれいになったんだ!ありがとう、ありがとうおばさん!」

と、脳内で上着にアテレコをいれながらアイロンかけをすることで、自分を慰めた午後だった。