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展覧会のことを語る

太田美術館『没後150年記念  破天荒の浮世絵師 歌川国芳』
・前期〈豪傑なる武者と妖怪〉は6月26日まで。後期〈遊び心と西洋の風〉は7月1日~7月28日
・武者絵、迫力があります。写楽の描く人はジョジョ立ちっぽくポーズを決めていても、体重の乗っているのがはっきりわかる、ちゃんと立ってる絵でしたが、国芳の描く立ち姿は人が立っているというより、平面構成っぽいかんじでした。
・三枚使いの大きな絵の迫力のある巨大なモチーフもいいし、端っこの方にちょこちょこ描いてある脇役、小道具も面白みがあってよかったです。
・雷が落ちる絵は、左右で時間の経過を感じられる構成。
・後ろ姿の自画像の膝元に猫。猫好きアピールがなんだかかわいい。

有名な骸骨の絵や、巨大な鯉の絵、三国志の武者絵は前期です。
猫尽くしはありませんでした。後期で展示されるのかなぁ…。チケットの半券を提示すると100円引きになるそうです。後期も観に行きます。