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展覧会のことを語る

三菱一号館美術館所蔵コレクションⅡ「トゥールーズ=ロートレック」展
・『人間は醜い、されど人生は美しい』という言葉をロートレックは残したそうです。わざと醜く描いたかのような誇張された女性の顔は、単純化された身体や背景にはピッタリな気がしました。
・フットライトを浴びて闇に浮かび上がるように影の入った顔は、それがステージにいるからというだけでなく、ロートレックの「自分は最底辺にいる」という「全ての人に見下されている」という絶望感、厭世観の現れ、或いはその気持ちを自分に塗り重ねて忘れまいとする意志のように感じました。
・ワニとかうさぎとか、落書きのように描いた人とか、ユーモラスで愛らしい絵もありました。
・サブカル、ロリ絵にびっくり。使えるならジャケ写に使ったらかっこいいのにーと思いました。