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連続はてな小説のことを語る

そして翌日。三郎はみなれぬ文に戸惑っていた。
「はてなOneへのご招待?」
火鉢の炭で燃やすと、燃えカスを丁寧に火箸で突き崩し、灰に混ぜた。新しい物には、まず用心をもって接する、それが三郎の処世術だった。
軽く炒った豆を一粒、続けて熱い緑茶を口に含む。
「しかし、すっかり季節も変わったものだ…」