id:a-cup-of-snow
HHK連続一行小説のことを語る

小さい関取の身体から立ち上る湯気で、もう店の床は見えない。そのうち、小さいフラガールズの姿も、小さい関取衆のちょんまげの先も湯気の海の中に消えていった。そこへ、つと手を伸ばした蛸マスター。くるくるくるっとその手を巻き取ると、フラガールの手のひらにぽとりと落とした。一番仕事のできない小さいガールQだ。