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八重の桜のことを語る

八重が落ち込んでいると現れ、八重が言いたいことを察してくれて、優しい目でお城を見上げ、同じ優しい目で八重を見つめる尚之助さま。「国は人だと思っている。会津は、八重さんは強い。」それは大蔵さまの前に言っていた「会津はあなただ。」と同じなんだけど、愛情ではなくて信頼なんだなぁ。尚之助様が伝えるのは、いつも。
でも、紅を使うこともなく生きてきて、もしかしたら死んでしまうかもしれない八重さんに、もうこの時点で「自分が与えられなかった」幸せを願っているような気がする。