・夏ばっぱの忠べえさんを探して歩く姿がよかったなぁ。ああいう、おろおろした姿は春子さんはもちろん、浜のみんなも見たことなかったんじゃないかな。春子さんは、あれを父母の夫婦の姿と見るのかな、母の父への愛情と見るのかな。母親の老いも感じるのかなぁ…。
・忠べえさんと正宗さんの会話もよかった。「2回目の方が危険だ。」そうなのかもねぇ。
・何より、メガネ会計婆が夏さんの背中にそっと手を置いて、なんでもねぇって寄り添って歩くところがよかった…。
・鈴鹿さんの「ずっと嘘だったんだぜ」疑惑は、それはないかなーって思いますねぇ。でも「嘘は上手につく。」という台詞もあったし。けど、そうなると鈴鹿さんの手の内で相当踊ってきたかんじになっちゃいますよねぇ。どちらかというと、自分が一生音痴でいることが、消えた誰かにも、秘密を背負い込んでいる太巻さんにもいいことだと思っていたのかなぁとも思えるし…。まぁ、そうそう全てキレイには終わらせないぞ!どろろん!みたいに煙に巻かれたままでいいのかな。