鉄砲洲稲荷神社
寒禊はいろいろお作法があるようでした。参加者の皆さんは、ふんどし一丁、或いは白装束で、まず神社の回りを一周走って境内に再集合。その後小一時間、小日向文世さんみたいな優しい声の宮司さんの指導のもと、祝詞をあげたり、九字を切っているような所作をしたり(でも、神社だしねぇ?)、声を出し、身体を動かしていらっしゃいました。準備も終盤、お互いに塩で背中を清めたり、水を身体にかける頃には、自然と大きな声も出てきて、寒さのあまりか笑顔も見え始めていました。よく見えませんが、氷柱の入った水の中に入るのです。この頃には見ている私たちの足元にも冷たい空気が流れてきていました。
お水を出てからもしばらく作法があるのですが、終わってからも大慌てで服を着に行くとか、帰るという方はあまり見られず、なんだか爽やかな表情で真っ赤な肌のまま、立ち話などされていました。
甘酒も振る舞われていましたよ。来年挑戦なさる方は、ぜひ。
寺社巡り同好会のことを語る