お薦めポイント
・ブラタモリで見たような覚えのある役者出世双六に、富士講をモチーフにした双六、芸能番付表は落語好きな人はきっと観ていて楽しいと思います。日用品の中に散りばめられたデザインの美しさと楽しさがあります。
・有名な錦絵画家さんの作品もありますし、江戸、幕末、明治と錦絵の変遷も面白いです。
・月岡芳年さんあたりから、染料が変わって色鮮やかになり、キッチュ(っていうんですか?)だったり少年画報っぽかったりもわくわく。また、昔絵本で観たような、懐かしく温かい愛らしい作品もあります。
・西洋絵画の技法が入ってきて、錦絵の再発見があって、芸術としての日本版画が生まれたり、様々なアプローチ、表現、姿勢が観られます。特に現代作家さんの熱い版画作品、痺れます。インスタレーションもあったり、意外で、新鮮でした。
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