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相棒のことを語る

結末を見て、「ボーダーライン」を思い出しました。
あれも、止めを刺したのはドーナツ屋さんの言葉でしたよねぇ。あの女の子も、今回の女性も自分のことを悪人とは思っていない。ただ、自分より弱い人に対して毒を吐いた、はけ口にした、むしろ自分を弱者だと思っていて、ちょっと得をしたいと思った。そういう無自覚な毒が世の中にあって、或いは満ちていて、或いは自分も吐いている。
お話にはいろいろ展開はありましたが、なんだかこの辺りが一番こたえました。