id:a-cup-of-snow
おこもりのおばちゃまよのことを語る

みなさま、ごきげんよう。おこもりのおばちゃまよ。
おばちゃま、今日は一歩も外に出なかったの。ベランダにも解放廊下にも、玄関の三和土にさえよ。何にもしなかった、何にもしなかったわ、今日という日に。
けど、おばちゃま思い出したの。そうだわ、今日はパンを焼いて、レッドアップルティーに生姜をくわえて豆乳でミルクティーにしていただいたんだったわ!ってね。
嗚呼、週マを読んでいた頃のおばちゃまがこれを知ったら、どんなに感激するかしら。これで胸元のヨークにピンタックの入った、後に回して結ぶ細い紐のベルトのついたクリーム色のワンピースでも着ていたらば、おばちゃま迷わずPCの壁紙にするわ!年賀状にも使うから!自分の姿を!
あの頃のおばちゃまに「レッドアップルジンジャーソイミルクティー」って言ってもわからないと思うけど、伝えたい。今もあなた、生きてるわ、おばちゃまの中で生きているわって。
ちなみに夕ごはんはホットケーキだったの。貧しいわけじゃないのよ。乙女チックはやせ我慢なの。本当よ。
じゃ、おやすみなさい。ちゃお。おばちゃまでした。