「円空木喰展」そごう美術館
とてもよかったです。
ほとんどの仏像が展示ケースに入れてあるのではなく、そのまま鎮座されていました。木の肌のこまかなところも間近に見られ、仏像独特の木の匂い、炎を感じさせる燻されたような匂いもしました。
円空仏の木そのものであるような空間に放たれたかんじと、木喰仏の丸く丸く完全な一つの存在としてあるかんじと、どちらもとても力強く、優しく感じました。
僧侶として衆生を救う行いであることと、芸術として作品がどんどん完成していくことが、こんなに素朴にともにあるなんてすごいなぁと思いました。
展覧会のことを語る