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連続はてな小説のことを語る

微かな電子音をたてて、二郎が再起動しようとしていた。
いけない。彼らは最初に見たモノに恋をしてしまうのだ。ティモシーは二郎の再起動を止めようとして、その瞳に映っているモノを見た。
ウェイトレスさんだった。
二郎と同じ年頃の、ティモシーの職業柄の観察眼からしても、いいお嬢さんだった。
ティモシーは二郎が彼女を見つめるままにし、彼の記憶、性格を“ごく当たり前の青年”に設定した。
さようなら、二郎、別れの時だ。
もう君は幸せになっていい。

ティモシーは三郎を伴い店を出た。