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連続はてな小説のことを語る

ゾンビエビ娘(菜々緒似)は私の口元をすっと指でなぞると立ち上がり、白衣に身を包んだ修造の傍らに寄り添った
私は海老の鋏と化した手で自分の唇を拭った
金属の味がした
(これはいわゆるマッドサイエンティストと、ゾンビ的不死要素を備えたキメラ生物なのか…)
口を開いても「ふぉっふぉっふぉっ……」しか言葉の出ない三郎は、心の中でつぶやいた