ごく少数の人間と多数のゾンビの住む世界で、人間であるか、ゾンビになるかを検討していた
人間でいたなら、多数のゾンビを使役して生きられる
けれども、命は短い
この混沌の世に人生を閉じることになる
ゾンビになれば不死だ
いつか人間に戻る術が見つかるかもしれない
そうしたら、また人間に満ちた、昔のような世界を生きられる
けれども、ゾンビとして生きた記憶を忘れられるか?
いつ訪れるかも知れない日を待って、ゾンビとして生きるのか
悩ましい…
と思っていたら、ゾンビを冬眠させる方法が見つかった
飴細工みたいな金色の糸で繭のようにくるむのだ
見ている前で、一体、また一体とゾンビが繭になっていった
夢今日の夢のことを語る