西田俊英展 忘るるなゆめ@そごう美術館
山種美術館で観た「華鬘」が印象深く、観に行きました
既に画家として認められていた高校時代の作品から、最近の作品まで展示されていました
その時期、その時期で画風というか、印象が変わっていましたが、通して感じられるのは動物を描いた作品の優しさでした
私はインドでの体験から描かれた牛と、その頃の作品が好きです
あと、若い頃の「10月」という作品がとてもよかったです
最近の作品はなんだかインド期のような伸びやかさとか優しさが少なくなって、一定の形に収まっているように感じましたが、伝統的な花鳥風月画の現代訳だと読んで、なるほどなぁと思いました
私の好みでいうと、好きな時期の作品をたくさん展示してほしかったですが、作品の変遷を観られるのもとてもおもしろく楽しめました
もっとたくさん観たかったなぁとは思いますが、お薦めです
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