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modokiのことを語る

おはようございます〜
読み込んでくださって、ありがとうございます
この俳句は先日の雪で交通が乱れ、箱根では観光客がバスを待つ長い列を作りましたというニュースを観て詠みました
長い時間雪の中でバスを待つ観光客は震えていましたが、中には二人で雪だるま(小さいヤツ)を作って和むカップルなんかもいましたよ、っていうニュースです
神奈川県って数年に一度、真冬じゃなくて、2月くらいに積雪があるんです
それで、慣れないものだから何かしらの交通トラブルが起きるのです
積雪量としては、雪国目線ではとても閉じ込められるような量でもないのになのです
という場所柄と、ここの県民である自分の感覚からいうと、これはまさに春の雪なんです
で、自分の意図としては、春の雪を「はかなさ」ではなく「おもいがけない」という観点で使いました

思いがけない春の雪に、早春の行楽にやってきた観光客が閉じ込められているのを、芦ノ湖そのものが春を目前にして雪に閉ざされていると感じたのでした
語順を変えたのは、芦ノ湖が閉ざされている〜どうして?〜春の雪のせいでした として、いっそう、「あら!おどろきね!」として、季語を強めようと思ったのです
なので、どなたさまにとっても初見で季語に違和感があっても、その後意味をわかっていただけたらいいかなぁと思っています