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ハイクで句会のことを語る

短夜にかさぶたの数数えたり

選評
夏の夜を表す季語の短夜ですが、同じ夏の夜の季語の明易とはニュアンスに違いがあって
このかさぶたを数えるっていうことが、夜が短いという焦燥感と何か合っているなぁと思いました
数と数えるの重複とか、短夜を“や”で切ったらどうなったかなとか、瘡蓋って漢字にしたらどうだったかなとか思うけれど、発想がいいなぁと思いました