掛け算の順序問題ってあるじゃないですか。
私は小学生の頃にそんなものは習った覚えが全くありません。
ただし、九九を習った直後から2週間ばかし入院していたので実際授業でそういうことがあったかどうかは知りません。
とにかく、入院してしまって九九の暗唱テストを回避したわたくしは、半分覚えたところで「おや、残りの半分はかける数とかけられる数がひっくり返っただけやないか。なら別に覚えんでもええんちゃうん」と気付いてそれきりです。
かけられる数の方が大きい問題が出題されたときには頭の中で左右を入れ替えて計算し、学生時代を乗り切りました。
そのようなものにとっては順序を厳密に守るルールでは混乱をきたしてしまっただろうと思います。
だがしかし、順序を教えられた方が道理を理解しやすい児童も当然あると思うのです。
結局、児童それぞれに合った学習方法が取られればベストであろうと、
2006年の映画「博士の愛した数式」を視聴した感想です。