テレビでね、昨日県内で行われた商店街活性化のための100円商店街を紹介していて、100円のいちごのあんみつを出した甘味処の店頭のベンチで、四人のおばあさんたちがおしゃべりしながら食べているところを、女子会していますと紹介していた。
食べながらきゃっきゃと話すところはまさに女子会で、その隣には女子高生に小学生も。
いいなあ。平和な光景だなあ。
おばあさんたちが笑顔で甘味を食べているの見ていたら、それでふと思い出したんだけど、私が小学生の時、農協祭ってたぶん稲刈りが終わった時期くらいの農協のイベントに行ったの。
おばあちゃんと私と妹。まだ弟は生まれていなかったと思う。
実家の向かいには私たちと年回りが同じ姉妹がいて、そこのおばあさんと彼女たち、六人でバスに乗って出掛けてった。
そしたらね、そこでケーキの早食いイベントしていたのよ。
なんでそうなったのか、おばあちゃんたちがやると言い出して、エントリー。
スタートが切られて、それぞれトレイに置かれたショートケーキを頬張るふたりに、私たち四人は「おばあちゃん頑張れ!」やら「そんなに早く食べなくていい!残して!」なんて言っていた。
結果がどうなったか覚えていないんだけどね。
うちのおばあちゃん、小学生の時には、ひとに見られたら女のくせにと言われて恥ずかしいと、袂にスケート靴を隠して近くの池に行きスケートを楽しみ、90近くになっても卓球するとスピンかけたサーブしてきて、それはやめて!と泣きを入れるほど、スポーツ出来て、好奇心旺盛で面白いことが好きだったけど、ケーキの早食いとは今思い出してもなかなか意表をつく。
弟が生まれる前だから、あのころまだ60になっていなかったんだよなあ。(私はおばあちゃんが50歳の時の初孫)
こんなこと急に思い出したって、おばあちゃんケーキ食べたいのかなあ。
明日、帰りに買ってこよう。