昨夜帰宅する途中、比較的早足で歩いて来た爺さんが私を少し追い抜いた所でこちらをガン見したかと思うと、あからさまに歩く速度を落とした。
嫌な予感がしたので出来るだけゆっくり歩いて、奴が十字路の先へ行ったのを見計らって角を曲がり、しばらく待って様子を伺っていた。
もう大丈夫かと思い先へ進むと、途中の児童公園の陰から、私が通りかかったタイミングで奴が出て来た。
もう家も近いし、このままダッシュで逃げても良かったが、奴は明らかにこちらを伺っているし、家を知られるのも何となく嫌だ。
そこでスマホを取り出して電話をかけるフリをして「今から帰ります、ハイ、ハイ、はーい」などと適当に会話するフリをしていると、諦めたように私の家とは違う方向に去って行った。
念の為、ダッシュして家に向かったが、途中で自転車に乗った、特に怪しいところのない人が通りかかったので、少し安心して早歩き程度に速度を落として無事帰宅。
その報告はしなくていいですのことを語る