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今日の麺のことを語る

昨日と今日で麺を3食も食べてしまった。諸事情があってムダに話が長いです。すいません。

まずは昨日の麺から。昼。胡麻ラー油つけそば。

昼時、いつもの友人からLINEが来た。
「胡麻ラー油つけそば食べたら行く」

「胡麻ラー油つけそば」だと?(不審なものを見る顔)
中華麺ではなく、そばだと!?(理解不能な概念を理解しようとする顔)

つけダレの味は想像がつく。しかし、そばと合わせたときの想像がつかない。なんか変なところで原理主義的かつ教条主義的なところがあるので、「中華麺かうどん、そうめんならわかるが、そばで!?」と考えてしまう。
現れた友人によると、信州のどっかでは胡麻ダレのそばは定番だそうだ。昔、二、三度長野あたりに行ったことがあるが、そのときはそんなことはなかったのだが。で、彼はそれが好きなので東京でも見かけると食べるのだそうだ。ほほう。

食わず嫌いも癪なので、友人の前で自分でも作って食べてみた。未知の概念に混乱していたので写真は撮り忘れた。

つけダレは麺つゆ(昆布つゆ)+水+金のごまだれ+食べるラー油+小ネギ。
「ああ、見た目はそんな感じだった」
いつもの生協の乾麺をザルに盛って、揉み海苔をかけて。
ずずず。もぐ。あー……そばの味と合わないわけではない。
うまい。うまいけど、これはタレがうまいだけなのではないか。
いや、それでもよい。よいのだが、なんか妙な敗北感。ううむ。

夕飯。吉祥寺「やぶ浅」で、ごまだれせいろ。
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13092459/

昼飯の後、友人のクルマで出かけて買い物などして、吉祥寺で落っことしてもらい、いったんは別れたのだが、なぜか夕刻にまた再合流して焼き鳥屋に行った。
焼き鳥やらで飲むうちに、荒川方面にお友だちと花見に出かけていた次女が帰ってきてさらに合流。
「じゃあ、ここは出よう。博多うどんが食いたい」という友人。
うどんの店まで行ってみると、閉まっている。だけではなくゴミやらでかい空き缶やら妙な感じ。

「つぶれた?」「え?」「まさか」
ホントにつぶれてた。

えーと、じゃあ……どうしようとふらついていてそば屋を発見した次第。

「ここにもごまだれせいろがあるぞ」「あらま」
さっきググったら「吉祥寺で最も古いそば屋」だという。マジか。
かき揚げだのホタルイカの沖漬けだのでさらに飲み、最後にせいろを食った。やはりプロのごまだれを一度は食べておこうと思ったのだ。

ここのは胡麻ダレは、ふつうのつけダレにすりゴマをぶわっと入れたものだった。うむ。「そばを食う」のならば、この方がまだしも正しいのでは……と思った。で、うまいけど、これはそばなのだろうか。イヤ、そばはそばなんだけど、とも思った(そういうことは言わないでおいたけど)。我ながら頭が固い。
うどんを初めてごまダレで食べたときは、別に「おお、これはうまいじゃん」と思っただけなんだけどなぁ。なんだこれ。

今日起きたときは、そば屋で結局ごまだれせいろを頼んだのか、それがどんなものだったのか、にわかには思い出せなかった。酔っ払いだしな。その後、セッション飲み屋にも行って、さらに飲んだしな。印象が薄かったわけではないと思うんだよな。

さて、オレが二度と再びごまダレでそばを食うときが訪れるのか。それはダレにもわからないw

で、今日の昼。

ムスメは起きてこない。なに食おうかな。最後の太宰府ラーメンを食うか。あ、紅生姜がない。昨日はあいつが舞い戻ってきたから買い物が十分にできなかったのだ。じゃあ、昔ながらの中華そばを……あ、メンマがない。うむむ。あとはマルちゃん正麺の豚骨と、マルタイの豚骨がある。豚骨ばっかだ。だから、紅生姜がないんだってば!

仕方ないのでカップ麺にした。昨日食いそびれた博多うどんにリベンジだ。
スガキヤ「だし名人博多風あごだしうどん」生タイプ。
https://www.sugakiya.co.jp/products/nama/nama_c_6333.html

生タイプってえとこうなるんだな。初めてではないのだがもう忘れてる。

いったん麺をゆがいて、それからスープを作るのね。めんどくさいなw

完成。うむ。具が寂しいw

伊勢うどんみたいな、ふわふわ食感のうどんだ。
東京のうどんって、昔はこうだったよなあ。消化に良い病人食のイメージw

後で思ったんだけど、最初はラーメンを作るつもりだったから、鍋でお湯をわかしていた。だったら。鍋で麺をゆがいたらよかった。

などと書いていたら腹が減ったぞ。夕飯はなんにしようかな。