@kodakana_ship10
it-talksのことを語る

明後日2019年4月12日で it-talks は開設三周年になります。

it-talks は、セガのコミュニティサイト「it-tells」の終了が告知された2016年3月25日以降、書きかけだった習作や他の自作プログラムなどからの流用コードを組み合わせて急遽作り上げたものでした。

▼開発中の画面。

目的は、一つは it-tells の雰囲気だけでも残すことと、もう一つは Twitter に移行する人が多い中で、その短所を補ったり、うまく距離を取りながら付き合うための場所を用意することでした。そのため当初は Twitter ID でのログインのみの対応で、はてな ID でのログインは後付けの機能です。話題(キーワード)の重層化は it-tells における「コミュニティ/トピック」の構造を簡易的に再現するためのものでした。

従って it-talks の想定した使い方は、Twitter の文字数には収まらないことや、書式的に表現できないこと、少し離れた所で言いたいことなどを書いて、URL を tweet するというものです。言い換えると、Twitter の方がより良くできることは素直に Twitter で、不足分には it-talks を使うということです。

はてなハイクの終了が2018年11月19日に告知されてからは、デザインを少しだけ変えてその雰囲気もいくらか取り込みました。2019年2月13日に公式のエクスポート機能が公開されてから後、ログをインポートする仕組みを作ましたが、もちろん当初の構想にはない非常の対応です。3月8日にインポート希望の募集をかけた時は、せいぜい十人くらいと考えていた所、最終的には 140 ID 分のデータを受け入れることとなりました。

▼最近一ヶ月のアクセス統計。

ハイクが終了した3月27日の前後からは、少なくない数の元ハイカーの利用と、運営への支援をいただいています。ありがとうございます。

上記のような経緯から、it-talks は他のどんなサイトの後継あるいは再現を目指すものではなく、独自の方向性を持っています。ここで過去に存在したどこかと同じことができるようにはなりません。Twitter、Instagram など現代の流行りものもそれぞれ優れた所がありそれなりに良いものです。他の色々なものをその特性によって使い分けながら、末席に it-talks を加えていただければ幸いです。今後とも宜しくお願いいたします。