ところで、このように時代や登場人物を実際の赤穂事件とは変えて作られているのは、当時幕府を憚ってのことということだけれど、判官切腹の舞台になる塩谷家の屋敷の中の襖の模様が、浅野家の家紋である違い鷹の羽なのがちょっと面白かった。