今日美容師さんと話していたのだが、彼女はもちろん美容師なので着付けの勉強はしていたものの、あまりする機会もなくて忘れかけていたところ、しばらく前にお客さんに頼まれて振袖の着付けをすることになり、その時に復習し直したのだそう。
それをきっかけにまた興味が湧いて、自分でも着ようかと思って伯母さん(やはり美容師さん)に教わったり、たまたま図書館で自由に持ち帰れる処分本の中に昔の着付けの本(振袖のモデルが吉永小百合!)を見つけてもらって帰ったり、気軽に練習用に着られる着物を天王寺さんの縁日で着物の古着屋さんの掘り出し物を探したり…で、すっかりハマったらしい。
考えてみれば、うちでも私が若い頃に買ってもらってほとんど着ていない着物や母の着物が箪笥に突っ込んだまま。気にはなっていて、ちょっと着てみられたらなあ、と以前から思っていたけれど自分では着られないし、着付け教室に行くのもハードルが高いし、と思っていたので、美容師さんに「慣れてきたら私に教えてよ」と頼んでおいた。
「いいですよー」と言ってくれたものの、さてうちの着物は箪笥の中でどうなっていることやら。シミだらけなんじゃないか。出して見るのもこわい。
着物のことを語る