この店がキーワード化されるとは(笑)。
↓で「アナキズム専門書店」と紹介されてますが、たしか店の中の人の言によると「書店」ではなかったはずなので捕捉訂正しときます。
まあ、咋年末に店主がとあるイベントで店の事を語ったトークコーナーのタイトルも「で、何屋さんなの?と言われ続けてXX年」みたいな感じだったくらい、よく分からない店ではあるのですが(笑)、店側の名乗りとしては「インフォ・ショップ」。
ここで物理的に買えるものとしては、アナキズム関連をメインにDIYやフェミニズムや社会運動に関連した本と雑誌(新刊&古書)とZINE(≒同人誌、だけど形態も内容もより自由度高い感じ)、
国内外のインディパンクバンドたちの音源、
ステッカーや手帳やポストカード、Tシャツや手拭いやパッチ(パンクスが服やバッグにつけてるワッペンみたいな布切れ)みたいな紙もの&布もの雑貨、
あとメキシコ産ドイツ加工のコーヒー豆、とか。
社会運動やインディパンクシーンに興味がある人なら、300円の瓶入りドリンク(ビール・ジンジャーエール・烏龍茶)かコーヒーを買って、店内のソファで店主やお客とお喋りすることもできます。
定期&不定期にイベントも開催してて、映画やアート作品を見たり、世界各地から来るゲストのトークを聞いたり、裁縫したり、木版画を作ったりもできます。
……ここらあたりが「書店」ではなく「インフォ・ショップ」たる所以かと。
他にはない品揃えの店ではあるし、基本的に店主もお客もフレンドリーですが……アナキストとまではいかなくとも、左寄りの思想に全くシンパシーを感じない人にとって居心地の良い店かどうか、は謎かな。