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おやすみのことを語る

ザンギというものを食べたことがなかったんですが、今日姉の家に留守番をしに行ったら、帰ってきた姉がおみやげにとザンギの入ったパックをくれたのです。家に帰って開けてみたら、拳ほどもあろうかという鶏の揚げ物がゴロゴロ入っていました。

帰りが遅くなり、夕飯の準備をする時間があまりなかったので、慌ただしくパックからザンギを取り出し皿に盛り、お味噌汁とサラダを作りました。そしてちょうど食卓が整う頃、夫が帰ってきました。

さて、初めてのザンギです。感想は「なんだか味が薄い」でした。これだけ大きいと、味を濃くするとくどくなるだろうと、あえての薄味なのか?と疑問に思いながら、塊を二つほどいただきました。

そして先ほど。
ザンギの入っていた袋が調理台の上に放置されていたので片付けようと手に取ったら、何か入ってるではありませんか。
タレ。この容れ物はどう見てもタレ。

夫よ、申し訳ない。君が食べたのは味付けされていない鶏の揚げ物だった。ずっと無言で食べていたので、おそらく何か疑問には思っていたのでしょう。そうです、その違和感が正しいのです。君が食べたのは本物のザンギではない。
いつ真実を伝えるべきか悩みます。とりあえず今日のところは寝ます。
おやすみなさい。