建物の一室でひとりこもって仕事していると離れ小島にいるような気分にもなるよ。そうすると「喜びも悲しみも幾歳月」が聞こえてくるよ。 佐田啓二が灯台の手すりを持って海を見るように、非常口の階段の踊り場から外を見たりするよ。山が見えるよ。