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映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

『罪の声』
・題材はグリコ森永事件。過去にも高村薫『レディ・ジョーカー』、内田康夫『白鳥殺人事件』などありますが、犯人グループの脅迫電話に利用された子どもの苦しみを描くのが特色。
・内田康夫や高村薫は事件だけを書いているので、犯行後もグループから逃れられなかった本当の地獄を描いて内容を深くした部分が過去作より上。
・警察を恨むが故に子どもを巻き込む親。非難されて当然ですが、そこまで自分を見失う瞬間も含むからこそリアリティがあります。
・罪の意識に苦しみ続けた男に宇野祥平さんというイケメンでない俳優を使うからこその説得力。主演の星野源さんのファンの女性と観に行けるかと思いましたが、諸事情で叶いませんでした。