私が、母親の日本と西洋の比較という部分だけでサブカルを見る視座を
許せないと思うようになった瞬間はいつだろうか。
私はグランジが流行っていた時代ぐらいは母親が韓国やインドのサブカル
をバカにしても「まあ、仕方がない」
と思うことがしばしばだった。
しかし、カート・コバーンが急逝したあと、oasisやbulrのような音楽を持ってきて
流行らせてから、自分が洋楽を馬鹿にし始めたし、それを弁護する母親に怒った。
グランジの関係者がいなくなったあと、その後oasisやbulrじゃなくて
もっとアバンギャルドでキャッチーな音楽を持ってきてほしかった。
でも、違った。時代は思ってもいない方に動いていった。
なのに、韓流ドラマやインド映画だけではなくて、元ちとせにもいやみを浴びせる母親に
「昔にしがみついた年寄り」
って強く思うようになっていった。
ヒトコトのことを語る