いつだったか、私が私淑していたノンフィクションライターが
こんなことを
述べていた。
「ココ最近の右傾化は目に余るものがあります。(中略)その中でも
排外主義的なメルマガには眉をひそめます。」
これを聞いたとき、「右派は巨大な存在として、我々を黒い霧で
支配しようとするんだ。」
ぐらいに考えた。
この作者は保守気味のドイツの政黨のほうがずっとリベラルな部分があると他の場所でも
述べていたので、右傾化というのは日本の発展途上の側面だと信じていた部分があった。
その話を天皇制嫌いでロシア嫌いの母親に言ったら、
「左傾化にも気をつけなさいよ。」
と言われた。
右傾化・保守勢力がとてつもなく巨大な存在だと思っていた私には
「全くこの巨大な不安が力を持っているので、なんでわからないんだ。」
と、喧嘩になった。
ここ10-15年の右傾化・保守化って學生運動より不安に思わない人もいるだろうかなとも
今は思う。
ヒトコトのことを語る