(承前)
奈良県の1区から3区まで共産党が擁立決定。2区は以前から決まっていたが、1区には馬淵澄夫議員がいるので一本化とならず。全区に擁立する県は他にないよな? 欲を言えば3区は前回参院選の野党統一候補だった西田一美氏に立憲民主党から出てほしかったが、自民党がスキャンダル議員なのに野党がいない空白区の解消は歓迎。
問題は1区。前回は馬淵氏がギリギリ選挙区落選の比例復活だったが、共産と維新の候補には差を付けていた。ところが今回維新が擁立するのは民主党(民進党)の元参院議員なので支持者を喰われる可能性が高い。なのに馬淵氏は奈良市議選で立憲公認を出さず維新の議席増を許す無気力ぶりを発揮。元民主党議員を刺客に立てられて燃えてる菅直人でも見習わんかい。新撰組と親しくする割には地元の野党支持者への働きかけはないようで、共産党に候補者を立てられても同情できない(共産党は奈良市議選堅調で6議席)。私が予想屋なら自民党現職に単勝一点買い。ダメ元で陳情でもしよっかな。