ハンペンって何だろう、と思うことがある。余りにもハンペンのことを知らない。何からどう作るのか。営養はどうなっているのか。食べると気になるのに、大したことじゃないので忘れてしまう。今こそ検索してみよう。
検索してみると、ハンペンを製造している「ダイマル食品株式会社」による解説「ダイマル食品株式会社:はんぺん」が見付かった。
はんぺんは、白身魚をよくすり潰したもの(スリミ)に山芋を加えてふんわりと練り上げて、お湯で茹で上げて仕上げます。
何ということだろうか。白くてぷにぷにした姿から、何となく炭水化物っぽいと思っていたのだが、実は竹輪や蒲鉾の仲間であったのだ。そういえばどことなく魚肉ソーセージっぽい風味があったような気がする。
営養成分については標準的な値を、文部科学省の「食品成分データベース」で調べることが出来る。
「魚介類/<水産練り製品>/はんぺん」によると、100g当り熱量93kcal、蛋白質9.9g、脂質1.0g、炭水化物11.4g、食塩相当量1.5gである。
参考として「魚介類/<水産練り製品>/蒸しかまぼこ」は熱量93kcal、蛋白質12.0g、脂質0.9g、炭水化物9.7g、食塩相当量2.5g。「魚介類/<水産練り製品>/焼き竹輪」は熱量119kcal、蛋白質12.2g、脂質2.0g、炭水化物13.5g、食塩相当量2.1g。
以上からハンペンは、一般的な魚介類の練り物と同等の営養を持った、水産系食品であることが分かった。これからは竹輪や蒲鉾を食べる気持ちで頂くことが出来るだろう。