《第28回》
・13人の評議は北条派 VS 比企派で紛糾。武闘派に見えた八田知家が理性的。梶原景時の地獄耳か、御家人の妻に手を出す二代目頼家の我儘か。どちらも恐怖政治なら組織力のあるほうが上。『思い描いた時点で謀叛』とは戦前日本の手本か。
・頼家を諌めたい義時・梶原→梶原を抑えたい実衣と意を受けた義時・三浦→三浦の連判状と一抜けた時政・りく。不作為の連鎖か義時の手の上か、どちらとも取れる筋書き。
・働き場所を奪われ京からの誘いに乗れば、自ら『二君に仕えず』を破ることになる梶原。既に義時が梶原以上の地獄耳。刺客の善児を受け継げば汚れ役まで。
鎌倉殿の13人のことを語る