父の兄である伯父の家は、私のアパートのすぐ近く。
伯父の家にやって来たのは子犬の時。
寂しがって庭で鳴くと、みんなが順番にかまってやった。
そして学習した。
「鳴けばいいんだ」
かくして、夏は五時前から散歩に行こうコールが始まり、近所に迷惑になっちゃいけないと、夏は五時、冬は六時から一時間の散歩。
夕方の散歩は伯母が一時間。
そして、糖尿で体重を減らさねばならなかった伯父夫婦は見事安定した数値を手に入れた。
犬の名前はラッキー。
ラッキーはうちの犬とよく似ていて、伯父と父もそっくりで、私ですら見間違える。
一緒に犬連れて散歩しなよとすすめているが、いまだ実現せず。
見たいんだけどな、双子のような顔した親父たちが、同じような犬連れて歩く姿。
ちなみに、とらさんの飼い主の叔父も同じ顔をしていて、父と出掛けた先で初対面のひとに
「○○(地名)に親戚はいない?」と聞かれてた。
弟です、それは。
全く他人が見てわかるほど似てるってのもすごいな。