【ある朝目覚めると巨大な毒虫になっていた】
さっき書いた、慢性咽頭炎の二週間の入院生活で、24時間抗生物質を点滴されてた時のこと。
入院して四日目くらい、目覚めると太股あたりがかゆい。
トイレで見てみると蕁麻疹のような発疹。
回診の時に医師に見せた時には、顔以外の全身が毛穴が真っ赤に腫れたようになっていた。
ええもう、言葉通り巨大な毒虫ですよ。
すぐに皮膚科の医師が呼ばれて診察するも、はしかや風疹とは違うってことで(子供のころにやったし)、薬疹だろうと診断されたんたけど、問題は私が入院していた部屋だった。
夜中の救急外来からそのまま入院した私は、空き部屋がなく婦人科小児科のフロアの個室にいた。
「薬疹だと思われるので大丈夫だとは思いますが、こういうフロアですから万が一を考えて、出歩かないで下さい」
すぐに部屋に白鳥の(嘘)おまるが持ち込まれ、一歩も出るなと監禁生活を送ったのだった。
まあ、熱で頭がぼんやりしてて眠ってばかりだったから、たいして苦痛も感じなかったけどね。
シャバに出て最初にしたのは、これでもか!ってくいの入浴でしたよ。