ハイクの猫の話を読んでいてふと思い出したこと。
甥が小学生の時の話。
甥の通う学校は山際にあって林の中を抜けて行く。(まぁ、長野の学校なんてみんな似たようなもんだが)
ある朝そこに段ボール箱に入れられた子猫五匹。
みんなが可愛い・可哀想と子猫を見ていた。
どうしたらいいか子供たちにはわからない。
甥、段ボールごと抱えると学校に持ち込んだ。
戸惑う教師に甥は言った。
「命を大切にって授業でやったじゃん」
戸惑う教師。当時「ひとを殺してみたかった」なんて事件が多発していた。
先生たちは何日もかけて全部の子猫の里親を探して、無事に引き取られていった。
たぶん先生たち涙目だったよね。
でも甥よ、グッジョブであった。ゆきちゃん褒めたる。
そんな甥の家には現在三匹の猫。