父の教え
お金が絡むことは相手の希望する金額を飲むこと
過剰な要求をせず、値切もせず、あとになって相手ががあれこれ言わないようにしろ
祖父が父に言ったらしいんですがね、真実だなぁとつくづく思う。
亡くなってしまった父の義兄は、何か買うなら一番いいものをが信条だった。
もちろんブランド志向なんかじゃないんだけど、肌着なら国産ブランドのしっかりしたもの、車もせっかく買うなら機能がいちばんいい最上のグレードを。
長く使うもので快適に過ごせるなら、贅沢ではないって。
その連れ合いの、父の姉の伯母が亡くなった時、父は形見分けに未使用の服や肌着や靴下、エプロンなんかを母へと預かってきたんだけど、母はものをはっきり言うその義姉が大嫌いだったし(まっとうなことを言うので母は耳が痛くて逆ギレ)、伯母も大柄だったので、父は全部私にくれた。
小学生の頃以来に着た、ユニクロの倍はするグンゼの肌着は、うっとりするくらい肌触りがよかった。
服はあと20年くらいしたら似合う年になるかな~。