ところで、その通院時に断固としてあなたにはまだ粉薬しか出せますんと言う医者に、いや飲む気になれば粉薬だって飲みますよ、私は、と言ってみた。
そんなに飲めませんよと笑われたけど、いやビールなら3リッターくらい飲んじゃうんだから、その時につまみにしたらイケますよ?と答える私。
いつもそんなに飲むの?と言われたけど、いつもそんなに飲めるほど裕福ではありません。
「人間はそこまでして・・・って思うものだから・・・」だそうです。
入水自殺をはかろうとしているひとが、近くに海もない川もないときに、肥溜めがあったからってそこに入ると思いますか?だって。
うーん、入りたくないし、入水自殺っていうより自殺も考えてないもの。
それなのに、私はまだ傍目にはやらかしそうな患者に見えているらしい。
一回もそんなことしたことないじゃんか。
ちょっと多目に飲んで寝たことはあったけど。
おかしなことするくらいなら、寝逃げたほうが安全ではないでしょうか。
なんにしても、まだだめですよと何故かおかしそうに笑う医者。
ま、いいけどさ、薬が苦いのとかさばって嫌なのを除けばね。
おかしいなあ。
なんで疑われているんだろう。
私に何を感じているんだろう。
通院だって黒のワンピースにカーデガン羽織って、小綺麗にしていったのになー。
